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新幹線の学割で最大2割引!条件・料金・買い方・裏ワザを徹底解説

新幹線の学割で最大2割引!という文字と新幹線イラスト

「新幹線 学割って本当にお得なの?」「どうやって使うの?」そんな疑問を持っている学生さんは多いはずです。

この記事では、新幹線 学割の基本ルールから、実際にいくら安くなるのか、購入方法、他の割引との違いまで徹底解説します。

学割を使うと、東京~大阪や東京~博多といった長距離移動で数千円も節約できることがあります。帰省や旅行が多い学生にとっては、かなり嬉しい制度ですよね。

さらに、注意点や裏ワザまで知っておけば、もう学割で損をすることはありません。

新幹線に乗る予定がある学生さんは、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

新幹線 学割の基本ルールと使える条件

新幹線 学割の基本ルールと使える条件について解説します。

それでは、詳しく見ていきましょう。

①利用できる対象者

新幹線の学割は、「学校教育法で定められた学校」に在籍している学生が対象です。中学校・高校・大学・短大・専門学校など、正式に認められた教育機関に通っている学生が利用できます。

ただし小学生はすでに「小児運賃」で半額になる制度があるため、学割の対象にはなりません。また、通信制や定時制に通う学生も対象に含まれます。

反対に、資格スクールやカルチャースクールなど、学校教育法に基づかない教育機関に通う場合は対象外です。対象者かどうか不安な場合は、所属している学校に確認すると安心です。

②割引の対象区間

学割が適用されるのは、片道の営業キロが101km以上の区間です。短距離利用の場合は割引が受けられません。

例えば、東京から小田原までの営業キロは83.9kmのため対象外です。しかし、東京から名古屋(366.0km)や東京から新大阪(552.6km)などの長距離移動では割引を利用できます。

このため、学割は短距離よりも帰省や旅行など長距離移動で特にお得になります。営業キロはJRの公式時刻表やサイトで確認できますので、利用前に調べておくと安心です。

③必要な学割証と学生証

新幹線で学割を利用する際には、「学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)」が必要です。これは学校の事務室で発行される書類で、駅の窓口に提出すると学割運賃が適用されます。

学割証は年間で発行できる枚数に制限があり、多くの学校では10回から20回程度です。帰省や就職活動、研修などで利用するのが一般的ですが、旅行目的でも発行可能な場合があります。

また、切符購入時や改札で「学生証」の提示を求められる場合があります。学割証と学生証はセットで携帯することが重要です。

④学割が使えないケース

学割には利用できないケースもあります。代表的な例をまとめると以下の通りです。

学割が使えないケース 理由
自由席特急券のみ購入 学割は乗車券に適用されるため、特急券単体では割引不可
新幹線回数券 回数券はすでに割引されているため学割対象外
ネット予約限定きっぷ EX予約やスマートEXなど一部商品は学割非対応
101km未満の区間 学割の適用条件を満たさないため対象外

このように、学割が有効なのは「通常の紙の乗車券を101km以上の区間で購入する場合」に限定されます。特に最近はネット予約が普及しているため、利用可能かどうかを事前に確認することが大切です。

新幹線 学割でいくら安くなるか徹底解説

新幹線 学割でいくら安くなるか徹底解説します。

割引の仕組みや料金の差を具体的に見ていきましょう。

①割引率と計算方法

新幹線の学割は「運賃部分が2割引」になります。特急料金やグリーン料金は割引されません。

たとえば運賃が10,000円、特急料金が5,000円の場合、割引されるのは運賃の部分だけなので、

10,000円 × 0.8(学割)+ 5,000円 = 合計 13,000円

となります。単純に全体が2割引ではない点に注意してください。

②具体的な料金例

代表的な区間で「通常運賃」と「学割適用後の料金」を比較すると以下のようになります。

区間(のぞみ普通車指定席) 通常料金 学割適用後 割引額
東京~名古屋(約366km) 11,300円 10,340円 -960円
東京~新大阪(約552km) 14,520円 13,370円 -1,150円
東京~広島(約894km) 19,440円 17,820円 -1,620円
東京~博多(約1,174km) 23,390円 21,310円 -2,080円

このように距離が長いほど割引額が大きくなります。特に東京~博多など超長距離では2,000円以上の差が出るため、利用する価値が大きいです。

③長距離利用のメリット

学割は長距離移動で特にお得になります。運賃部分が大きくなる分、割引額も増えるからです。

例えば帰省や旅行など、500km以上の区間を利用する場合は1,000円以上の割引が期待できます。家族との往復を繰り返す学生さんにとっては、大きな節約につながります。

④短距離利用での注意点

一方で短距離ではあまりお得感がありません。運賃部分が小さいため、割引額も数百円にとどまることが多いです。

例えば東京~小田原のように100km未満の区間ではそもそも学割が使えませんし、101kmを少し超える程度の区間でも数百円程度しか安くならないケースもあります。

そのため、短距離移動なら「EX早特」や「ぷらっとこだま」などの割引きっぷの方が安くなる場合もあります。

新幹線 学割きっぷの買い方完全ガイド

新幹線 学割きっぷの買い方完全ガイドを紹介します。

学割を利用できるのは主に駅で購入する場合です。ここから詳しく解説していきます。

①みどりの窓口で購入する方法

もっとも一般的な方法は「みどりの窓口」で購入することです。学割証を提出し、乗車区間・日時を伝えるだけで学割きっぷを発行してもらえます。

窓口では駅員に相談できるため、初めて利用する人におすすめです。特に複雑な経路や乗り継ぎがある場合は、窓口の方がスムーズです。

②券売機で購入する方法

一部の指定席券売機でも学割きっぷを購入できます。まず券売機の画面で「学割」を選択し、提示を求められた際に学割証を投入するか駅員に確認してもらう形です。

券売機購入は待ち時間が少なく、窓口が混雑しているときに便利です。ただしすべての券売機が対応しているわけではないため、学割対応マークのある券売機を探す必要があります。

③ネット予約での注意点

注意したいのは「ネット予約では学割が使えない」という点です。EX予約やスマートEX、えきねっとなどのオンラインサービスは、学割に対応していません。

そのため、学割を使いたい場合は必ず駅での購入が必要です。便利さではネット予約に劣りますが、長距離の場合は数千円の差が出ることもあるので、時間に余裕を持って駅で購入すると良いでしょう。

④購入時に必要な書類

学割きっぷを購入する際には、以下の2点が必ず必要です。

必要なもの 詳細
学割証 学校で発行してもらう「学校学生生徒旅客運賃割引証」
学生証 本人確認用。購入時や乗車時に提示を求められることがある

この2つを忘れると購入できないため、必ず事前に用意しておきましょう。学割証は発行に時間がかかる場合もあるので、旅行や帰省の予定が決まったら早めに学校に申請するのがおすすめです。

新幹線 学割と他の割引の違いを比較

新幹線 学割と他の割引の違いを比較します。

それぞれの割引きっぷの特徴を理解すると、どの方法が最もお得なのか判断しやすくなります。

①EX早特との比較

EX早特は、事前予約で割引が適用されるネット限定サービスです。指定された列車に乗る必要がありますが、割引額が大きいのが特徴です。

区間(東京~新大阪) 通常料金 学割 EX早特
のぞみ指定席 14,520円 13,370円 11,000円前後

このように、EX早特は学割より安くなることがあります。ただし「列車限定」「事前予約必須」「キャンセル料あり」という制約があるため、予定が変わりやすい学生には注意点もあります。

②ぷらっとこだまとの比較

「ぷらっとこだま」はJR東海ツアーズが販売している旅行商品で、こだま号を格安で利用できます。ワンドリンクが付くのも特徴です。

区間(東京~新大阪) 学割 ぷらっとこだま
指定席 13,370円 10,700円

料金面ではぷらっとこだまが圧倒的に安いですが、所要時間がのぞみより約1時間長くかかります。急ぎでなければお得な選択肢です。

③自由席利用との違い

自由席を利用する場合、学割は「乗車券部分」にのみ適用されます。そのため指定席との差は小さく、自由席が大幅に安くなるわけではありません。

区間(東京~新大阪) 通常自由席 学割自由席 指定席学割
のぞみ 13,870円 12,720円 13,370円

自由席の学割は少し安いですが、混雑期には座れないリスクがあるため、確実に座れる指定席の方が安心です。

④繁忙期と閑散期での差

学割は繁忙期や閑散期に関係なく「一律2割引」です。一方でEX早特や旅行商品系の割引は、時期や席数に応じて価格が変わります。

そのため「予定が変わりやすい」「長距離で確実に割引を受けたい」場合は学割が安定して便利です。逆に「予定が決まっている」「安さ重視」ならEX早特やぷらっとこだまが有利です。

新幹線 学割を使うときの注意点と裏ワザ

新幹線 学割を使うときの注意点と裏ワザを解説します。

知らずに損をしないよう、重要な注意点をチェックしていきましょう。

①学割証の発行回数制限

学割を使うために必要な「学割証」には発行回数の制限があります。多くの学校では年間10〜20回程度が上限です。

発行理由として多いのは以下の通りです。

学割証発行の主な理由
帰省 実家への往復
就職活動 面接や説明会への移動
研修・実習 教育実習、インターン先への移動
旅行 個人旅行や卒業旅行

上限があるため、むやみに申請せず、必要な場面に備えて計画的に利用しましょう。

②乗車変更や払い戻しのルール

学割きっぷも通常のきっぷと同じ扱いになるため、変更や払い戻しにはルールがあります。

  • 乗車前なら1回まで無料で変更可能
  • 払い戻しは所定の手数料(220円〜)が必要
  • 乗車後や無断キャンセルは払い戻し不可

急な予定変更に備えるなら、時間に余裕を持って購入するのがおすすめです。

③学割と他の割引の併用可否

学割は原則として「他の割引と併用不可」です。たとえばEX早特やぷらっとこだま、ジパング倶楽部などの割引とは一緒に使えません。

ただし、一部のキャンペーンや団体割引と組み合わせられるケースもあります。併用を考える場合は、必ず駅で確認しましょう。

④社会人学生が使えるかどうか

夜間大学や通信制大学、専門学校に通う社会人学生も、条件を満たせば学割を利用できます。

大切なのは「学割証を発行できるかどうか」です。

ただし、学割証は在籍している学校が発行するものなので、対象校でなければ利用はできません。入学前に学校に確認しておくと安心です。

まとめると、学割は「学生証と学割証を正しく提示できる学生」であれば年齢や職業に関係なく利用可能です。


新幹線の学割・家族割まとめ|学生旅行や子連れで安く乗る方法

まとめ|新幹線 学割は長距離移動で大きな節約に

新幹線 学割の基本条件
①利用できる対象者
②割引の対象区間
③必要な学割証と学生証
④学割が使えないケース

新幹線 学割は、学生が長距離移動をする際に強い味方になる制度です。

片道101km以上で利用でき、運賃部分が2割引になるため、東京~大阪や東京~博多などでは数千円単位で節約できます。

ただし、必要な学割証や学生証を忘れると利用できず、ネット予約では適用されない点には注意が必要です。短距離ではお得感が薄いため、距離や目的に応じて「EX早特」や「ぷらっとこだま」との比較も検討するとよいでしょう。

学生のうちにしか使えない特典なので、帰省や旅行の際にはぜひ活用してくださいね。

さらに詳しい情報は、JR東日本公式サイトJR東海公式サイト も参考になります。

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